アイルランド・オランダ旅行記

第11日「空路アムステルダムへ、娘が発熱」
[Japanese only]

 

2001年8月14日(月)

 朝、BBの奥さんにお花をわたし、呼んでもらったタクシーで空港へ。時間が無いので朝食は昨夜のうちにキャンセルしておいた。タクシーはチップ込みで25ポンドほど。思ったより安かった。

空港でVATの払い戻しを受けようとするが、煩雑。税関のスタンプが必要だが、それは到着ロビーにしかない。空港の職員数名に場所を聞くが、こたえはまちまち。彼らは良く分かっていない。結局税関の片隅にパーティションで机一個分小さくまるで隠すように仕切られている場所(しかも何の表示もない)で、暇そうに雑誌を見ながら菓子を食べていた女性を発見。もごもご菓子を食いながら、提示した三枚中、1枚だけスタンプを押してくれた。確認したところ、他の2枚はスタンプは要らないとのこと。これが本当ではないことは後で分かる。

エア・リンゲスでアムステルダムへ。スキポールでの入国審査はパスポートを提示してスタンプを貰うだけ。カードの準備などは要らない。スタンプの押し方もぞんざい。既に押されているほかの国のスタンプの上に「バンッ!!」と押される。このいい加減さはマレーシアの比ではない。

タクシーは高いので電車でアムステルダム・セントラルへ。自動販売機の説明がオランダ語しかなく、使い方がわからない。子供も何歳から課金されるのか分からない。結局窓口へ。そう言えば、6年前もこの窓口で切符をかった。片道**GD(あれ?メモが無い)高い。ホームは地下にあり、日本の地下鉄のよう。そこに二階建て(東北新幹線のMAXみたいなの)がやってくる。そういえば、オーストラリアのシドニーで乗った列車もちょうどこんな感じだった。

駅ではタクシーが見つからない。クラスナポルスキー・ホテルまでは近いので歩いて行ったが、荷物が重かったので苦労した。路面が石畳で凸凹なのだ。このホテルはダムの中央にあり便利(写真:上右)。今回はホテルの窓口の対応が悪く、30分ほど待たされた。Kanaoは例によってフロント・デスクで悪態をつく。そうこうしているうちにケイコの様子がおかしくなる。熱が高い。疲れが出たのだろうか?

部屋に荷物を降ろして一休み。そのあとおつうと相談し、Kanaoとメグミだけ町に出る。おつうとケイコはお留守番。メグミは大道芸人を見て喜ぶ。ロボットの真似をしている。そう言えばメグミはこういうの、見たこと無いよね。Kanaoはやっと見つけたSwatchの皮バンドを購入。何故、こういう消耗品をアジアでも売らないんだ!!怒!ホテルに戻る途中、今度はキャプテン・クックの芸人や、一輪車の芸人。メグミは大喜び。

ホテルに戻り、おつうとケイコを連れてホテル横のイタリアレストランで食事。ハイネケンを注文するも無し。替わりに出されたアムス・ビールはやや甘かったけれど、これはこれで美味しい。喉が渇いていたから特に。でも、やっぱり高いなあ。そういえば、今回の訪問国、アイルランドとオランダは、どちらもEU化で一番メリットを享受した国であると同時に、ビールでも有名な国だった。

とにかく食事を済ませ、ホテルの部屋に戻る。ケイコは解熱剤を使い、寝る。Kanaoも疲れていたので、とにかく寝る。全ては明日からだ。ケイコの熱が下がりますように。