ユリカモメ (チドリ目カモメ科)
Black-headed Gull :Larus ridibundus (40cm)


撮影場所: 山口県光市島田川
撮影日 : 2005.2.12

撮影メモ: 島田川にも冬になるとユリカモメの大群がやってくる。寒い時期には嘴も足も真っ赤で、つぶらな黒い目とあいまって可愛らしい。

改定記録:[2006.2.17]



[外観]
 雌雄同色。小型のカモメ類。日本で普通に見られる冬場では、頭から首、胸、腹と白く、背から翼は綺麗な灰色。初列風切の先端が黒い。目の上と耳の付近がやや黒ずむ。目は真っ黒に見えるが良く見るとこげ茶色の虹彩がある。足も嘴も鮮やかな赤。嘴の先端は黒っぽい。(写真:下左と2番目、2006年2月、山口県光市島田)
 旅立ちの頃が近づくと夏羽に近づき、頭が黒くなってくる。足や嘴の色も全体に黒ずんでくる。(写真:下三番目、2004年4月、山口県光市島田)

[特徴]
 日本では冬鳥。広くユーラシアを中心に分布とのこと。河口付近や湖沼、海辺など。小魚や虫などを捕食しているようだ。他のカモメ類よりも群れを成している様子が見受けられる。(写真:下右、2006年2月、山口県光市島田)

[ひとこと]
 ウミネコなどがかなり「怖い」目つきをしているのに対して、ユリカモメは可愛らしい。比較的人の側にも寄ってくる。



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