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Crimson Sunbird
スズメ目タイヨウチョウ科キゴシタイヨウチョウ
Aethopyga siparaja(11-13cm)
[2004.4.29]


[観察された場所]
●シンガポール、ズーロジカル・パーク(2004年2月1日)

[外観]
♂は喉から胸にかけての鮮やかな赤色が目を引く(写真上)。額は黒っぽいが、頭から背中にかけても深い赤色。青黒い金属光沢の顎線が特徴的。同じく赤いタイヨウチョウである Scarlet Sunbird がキバラタイヨウチョウなどに似てスリムなのに対し、キゴシタイヨウチョウはずんぐりした体形をしている。♀は他のタイヨウチョウと同様地味な色合いで(写真下)、♀だけで種の同定を行うのは難しいだろう。

[特徴]
 シンガポールの動物園の中で発見した。飼われている鳥ではないので野鳥と見なしてよかろう。ハイビスカスやヘリコニアの藪の中に潜んで、枝から枝へと飛び移っていた。藪の外に出る際も、高くは飛び上がらず、地面に沿って飛んでいった。

[その他コメント]
 マレーシア在住の間に、是非見てみたかった「赤いタイヨウチョウ」。残念ながら、マレーシア国内で見つけることはできなかった。以前、シンガポールの動物園で見かけた記憶があったので、今回、子供達を動物園に連れて行った際に、重い超望遠レンズも持っていった。日暮れ間際、最後の最後に発見することができた。