Japanese Pygmy Woodpecker キツツキ目キツツキ科コゲラ Picoides Kizuki(15cm) [2004.07.23][2004.10.04写真差替え]
[観察された場所] ●山口県光市室積(2004年7月17日)
[外観] とにかく小さなキツツキ。こげ茶色の背中に白い斑があるのはアカゲラの仲間に似る。二本ずつ向かい合った指、固くて体を支えることができる尾など、キツツキの仲間に共通した、木の幹に垂直に留まるのに都合の良い体を持っている。
[特徴] 留鳥。他の森の中の野鳥ほど人を怖がらない。森の中で立ち止まり、静かにしていると、ものの1,2分で「コッコッコッコッ・・・」と木の幹をつつくドラミングが聞こえてくる。
[その他コメント] 見つけるのは比較的容易なのだが、暗い森の中で忙しなく木の幹を動き回りエサを探すので、撮影は難しかった。三回ほど挑戦したが、どれもブレかボケ。途中、コゲラよりも大きなドラミングと「ケッケッケッ・・・」と大きな声で鳴きながら飛び去る音を聞いた。たぶんアオゲラだろう。こちらはかなり用心深くて見つけるのは難しいらしい。見てみたいものだ。 [2004.10.04写真差替え]ようやく明るい場所での撮影に成功しましたので、写真を差し替えます。