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Red-Ramped Swallow
スズメ目ツバメ科コシアカツバメ
Hirundo daurica (17cm)
[2004.1.21]


[観察された場所]
●マレーシア、ケダ州クリムハイテクパーク(2004年1月12日)

[外観]
 ツバメよりやや大きい。飛行中、背面腰部にに白い帯が見えツバメやリュウキュウツバメからは容易に見分けられる。喉が赤茶色でなく、ツバメのような胸の黒い帯も無い。後頭部を襟巻きのように赤茶色の帯が通る。喉から腹、尾の付け根まで白っぽく、縦に縞が観察される。尾は黒く、いわゆる燕尾形で、下からは黒いタイツをはいているように見える。

[特徴]
 現在まで、飛んでいる姿しか観察できていない。大型なため体力があるのだろうか、いつまでも飛び回っている。14cmクラスのリュウキュウツバメが頻繁に建物のひさしや木の枝に止まって休んでいるのとは対照的。飛び方も、リュウキュウツバメやツバメがヒラヒラと方向を変えて飛び回るのに対し、コシアカツバメは翼を大きく広げて滑空する姿が良く観察される。そのおかげで、飛行中の写真を撮るのは比較的容易。

[その他コメント]
 左にツバメとコシアカツバメのニアミスを示す。ツバメの頭部が黒く見え、コシアカツバメが黒いタイツをはいたように見えるのが良く分かる。